【ソウル聯合ニュース】東京学芸大学の李修京(イ・スギョン)准教授は、日本軍の従軍慰安婦被害者や韓日の学者、作家らが日本の書評新聞「図書新聞」に寄稿した文章をまとめ、「海を越える100年の記憶」を出版した。
 東京帝国大学(現・東京大学)の大学報が前身の図書新聞は、日本の帝国主義に反対し、良心的な知識人らの見解を積極的に取り上げてきた。昨年は韓日併合100年に合わせ、植民地支配の蛮行を告発する寄稿を1年間にわたり連載した。
 李准教授は25日、「慰安婦の実情を韓国に広く知らせた梨花女子大学の尹貞玉(ユン・ジョンオク)名誉教授や、東京外国語大学大学院の金富子(キム・プジャ)教授らの研究者、慰安婦として強制動員された宋神道(ソン・シンド)さんら被害者の心情を込めて加筆作業をし、発刊した」と説明した。
 李准教授はまた、「日本の極右勢力の反発が予想される状況の中でも、図書新聞社が積極的に出版の意志を示してくれ、多くの方から支援があった」と明かした。2度と再び戦争によって生活が破壊され、多くの犠牲者が生まれてはならないという生存者や研究者の熱い願いが本に込められていると語った。

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