【ソウル聯合ニュース】国土海洋部は25日、7~9月期の航空国際線旅客数が前年同期比9.0%増の1173万人に達し、同期で過去最多を記録したと発表した。
 夏期休暇や秋夕(仲秋節)連休などを利用して海外に向かう観光客が増加。日本を除く大部分の路線で2桁%増を記録した。
 格安航空会社(LCC)の運航が増加した東南アジア路線は、日本への観光客需要を取り込み同23.4%増、オセアニア路線と欧州路線も15.4%、13.8%それぞれ増加した。日本路線は4.7%の減少となったが、春ごろと比べ減少幅は大きく縮小している。
 また国内線の旅客数も同6.3%増の549万人で過去最多。航空貨物量は輸出減少のあおりで0.7%減の88万トン4000トンだった。
 国土海洋部は10~12月期の国際線旅客数の見通しについて、中国の建国記念日に当たる「国慶節」やF1韓国グランプリ、釜山国際映画祭に後押しされ増加が続くとみている。

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