「ギャラクシー・ネクサス」=(聯合ニュース)
「ギャラクシー・ネクサス」=(聯合ニュース)
【香港聯合ニュース】韓国のサムスン電子と米グーグルが共同企画したリファレンス携帯電話がベールを脱いだ。
 サムスン電子とグーグルは19日、香港コンベンションセンターで記者懇談会を行い、グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の最新版を搭載した新型スマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシー・ネクサス」を公開した。
 「ギャラクシーS」の後継機となる同製品は「アンドロイド4.0」バージョンの「アイス・クリーム・サンドイッチ(ICS)」を搭載。4.65型のAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)パネルを採用し、顔認証などの新たな機能を追加した。また、マルチタスキング性能の強化、ウェブ検索スピード改善などを通じ、ユーザーの便宜性を改善した。1.2GHzのプロセッサーや500万画素カメラ、1750ミリアンペアアワー(mAh)の大容量バッテリーを搭載した。
 サムスン電子無線事業部長の申宗均(シン・ジョンギュン)社長は、「グーグルとの協力で最新OSを搭載したスマートフォンを再び披露することになりうれしい。同機種を通じ、サムスンがアンドロイドフォンのリーディングメーカーであることを確実にする契機になった」と評価した。
 「ギャラクシー・ネクサス」は11月に欧州市場を皮切りに、全世界で発売される予定。韓国でも年内発売を計画している。

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