コヨーテの寄贈式に出席した京畿道の金文洙(キム・ムンス)知事(左)と黄禹錫氏=17日、平沢(聯合ニュース)
コヨーテの寄贈式に出席した京畿道の金文洙(キム・ムンス)知事(左)と黄禹錫氏=17日、平沢(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】胚性幹細胞(ES細胞)に関する論文のねつ造や研究費横領などの罪に問われ大法院(最高裁判所に相当)に上告中の黄禹錫(ファン・ウソク)博士が、犬の卵子を利用し、コヨーテのクローンをつくることに成功した。誕生したコヨーテ8匹は17日に京畿道に寄贈された。
 黄博士がクローンコヨーテの誕生を成功させたのは今回で2回目。1回目はコヨーテが誕生後1週間で死亡した。寄贈されたコヨーテは京畿道野生動物救助センターで飼育される。
 京畿道は2009年8月に黄博士とバイオ研究協力了解覚書(MOU)を締結し、糖尿病治療用の形質転換クローン豚の生産を推進するなど、黄博士を支援してきた。

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