【ソウル聯合ニュース】韓国でたばこの製造と売買の禁止を目的とする市民団体が発足する。
 同団体の代表を務める朴在甲(パク・ジェがプ)ソウル大医学部教授は17日、市民団体「韓国たばこ製造および売買禁止推進運動本部」を発足させ、たばこの製造・売買禁止に向けた本格的な市民運動を始める計画を明らかにした。18日に総会を開く予定。
 複数の市民団体がたばこの製造と売買禁止を求める請願書を大統領に提出するなどの動きはあったものの、市民団体が発足するのは初めてだ。同団体はたばこの製造と売買禁止のための学術活動やキャンペーンなどを行う方針だ。署名運動や憲法裁判所への提訴なども検討している。
 朴教授は「政府がたばこ事業法を廃棄し、たばこ製造と売買などの禁止に関する法律の立案に積極的に乗り出すべきだ」と主張した。同法案は2006年に国会に提出されたが、審議入りできないまま廃案に。2008年に改正案が提出されたが、継続審議になったままだ。

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