【ソウル聯合ニュース】旧日本軍による慰安婦強制動員問題の解決を求める市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」は6日、日本の玄葉光一郎外相の訪韓に合わせ、ソウルの政府中央庁舎前で記者会見を行い、韓国政府が提案した賠償請求権問題に関する協議に誠実に応じるよう求めた。
 同団体は、韓国の憲法裁判所が8月に、韓国政府が具体的な措置を講じてこなかったのは違憲との判断を下したと指摘。同判決を受け、韓国政府が提案した協議に応じるべきだと強調した。
 韓日外相は両国間の懸案について協議する予定だが、玄葉氏は従軍慰安婦問題について1965年の韓日基本条約により完全かつ最終的に解決済みとの姿勢を示しており、立場の隔たりが埋まるか注目される。

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