【ソウル聯合ニュース】世界的に権威あるピアノコンクールで韓国人新鋭デュオが優勝と特別賞を獲得し、話題となっている。
 ピアニストのキン・ユンジさんとユ・ジェギョンさんは18~24日にポーランドで開かれた国際ピアノデュオコンクールで優勝したほか、指定曲部門では特別賞を受賞した。審査委員らは「モーツァルトのソナタはパーフェクトだった。協奏曲はスタイルを生かしながらも、フリーな感じを表現した唯一のチーム」と評価した。
 同コンクールはポーランドの文化省が後援し、現地の国立ショパン音楽大学が主催する大会で、1999年から3年ごとに開催されている。今年は日本やロシア、ドイツなど12カ国のピアニストが本選に進出した。参加者の多くは、すでにほかのコンクールで優勝経験を持つ「実力派」だったという。
 キムさんは米エール大学を卒業し、現在ハノーファー音楽大学で博士課程に在籍している。ユさんはソウル大音大2年在学中にドイツへ留学し、有数の国際コンクールで入賞した経歴を持つ。
 2人は昨年、イタリア・ローマで開かれたピアノデュオコンクールでも優勝している。
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