【ソウル聯合ニュース】同学年の女子学生にわいせつな行為をした高麗大学の医大生3人全員に実刑判決が言い渡された。
 ソウル中央地裁は30日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反罪で起訴された高麗大学の医大生3人のうち、1人に懲役2年6月、2人に懲役1年6月をそれぞれ言い渡した。
 医大生3人は5月に京畿道内のペンションで、酒に酔って寝ている女子学生の体を触ったほか、携帯電話やデジタルカメラで撮影したとして起訴された。
 判決は「犯行自体の罪質が重く、被害者が6年間共に勉強してきた同級生からのわいせつ行為に大きなショックを受けた。また、被害者は社会から注目され、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに苦しみ、厳重な処罰を求めている」と量刑について説明した。
 高麗大は今月5日、3人に対し、最高レベルの「出校処分」を下した。出校処分は学籍が完全に削除され、再入学が不可能となる。

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