【ソウル聯合ニュース】韓国の知識経済部は30日、来年の海外資源開発などの産業資源協力事業について、今年に比べ9.8%増の1兆3099億ウォン(約853億円)を編成する方針を固めた。研究・開発(R&D)には同3.5%増の4兆6843億ウォンを支援する。同部の来年の予算額は同2.1%増の16兆1361億ウォン。
 同部は世界でエネルギー・資源確保の競争が激化していることから、持続的な成長のためには新興国や資源保有国との協力が必要だとしている。このため、政府間の協力体制を構築し、資源開発やプラント受注などの協力事業の発掘に82億ウォンを支援する計画だ。発掘した議題を鉱区開発などにつなげるため、韓国石油公社に7600億ウォン、韓国鉱物資源公社に2200億ウォンを出資する。
 また、石油・ガスの自主開発率を今年の14%から20%に、「戦略鉱物」に指定している鉄鉱石、銅、有煙炭、亜鉛、ニッケル、ウランの自主開発率を29%から32%に引き上げる方針だ。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0