【ソウル聯合ニュース】統計庁が30日に発表した8月の産業活動動向によると、同月の鉱工業生産は前年同月比4.8%増だった。自動車や半導体は好調だったが、前月比では1.9%減少した。前月比での減少は7月に続き、2か月連続となった。
 現在の景気状況を示す動向指数循環変動値は、前月と同じ100.9で、今後の景気を予告する先行指数も前月と差がなかった。
 製造業の平均稼働率は80.5%で、前月に比べ1.6ポイント下落した。
 業種別の前月比生産は、衣服・毛皮(12.2%)、食料品(3.3%)などが増えたが、自動車(6.7%減)、半導体・部品(3.0%減)、化学製品(3.2%減)など主力製品群は減少した。
 前年同期比では自動車(23.6%)、半導体・部品(7.0%)などで増加したが、映像音響通信(16.2%減)、電気装備(8.7%減)などは不振だった。
 サービス業生産は前年同月比で4.8%、前月比で0.5%増加した。消費心理と直結する小売販売額指数は前年同月比5.2%増、前月比では0.2%減少した。設備投資は前年同期比3.7%減、前月比は1.3%増えた。

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