【ソウル聯合ニュース】韓国を訪れる外国人観光客の9割がソウルを訪問し、平均4.7日間滞在、1人当たり240万ウォン(約15万円)を使っていることが分かった。ソウル市が29日に公表した「2011ソウル訪問の外来観光客実態調査」で明らかになった。
 調査は7月14日~8月10日まで外国人観光客1000人を対象に行われた。それによると、外国人観光客の訪問先は90.1%がソウルで、訪問目的は余暇・個別休暇が83.9%を占めた。特に、「韓流文化を体験するため」は昨年の14.7%から40.6%に増えた。
 韓国の滞在期間は平均7.7日で、このうち4.7日をソウルで過ごすという結果が出た。ソウル内の訪問先で多いのは、明洞(55.1%)、南大門市場(47.3%)、東大門市場(42.3%)、仁寺洞(39.9%)、市庁前・ソウル広場(18.7%)の順だった。
 ソウルを訪問した外国人観光客の1人当たりの支出額は約240万ウォンで、個別観光が団体観光より支出が多かった。ソウル旅行に対しては「満足」との回答が81.0%に達した。

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