【サンフランシスコ聯合ニュース】サムスン電子とアップルの法廷闘争をめぐり、米携帯大手のTモバイルがサムスン電子への支持を表明した。
 特許専門家のフローリアン・ミュラー氏は28日、自身のブログに、「ベライゾン・ワイヤレスに続き、Tモバイルもアップルがサムスン電子製品の米国内での販売差し止めを求める仮処分申請で、カリフォルニア州裁判所にサムスン電子を支持する意見書を提出した」と伝えた。ベライゾン・ワイヤレスは24日、「アップルの主張は公共の利益に反する」との意見書を同裁判所に提出している。
 Tモバイルは意見書で、「クリスマス商戦中、(サムスンの)4世代(4G)モバイル機器が販売禁止になるのを望まない」と訴えた。その上で、公共の利益にはデザインなど、アップルが主張するすべての特許が含まれると強調した。
 ミュラー氏によると、裁判所は2社の意見書を採択するかどうかを、仮処分申請の審理(10月13日予定)の前に決定するという。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0