9月14日に日本大使館前で開かれた集会=(聯合ニュース)
9月14日に日本大使館前で開かれた集会=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の植民地時代に従軍慰安婦にされた韓国人女性を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」がソウルにある日本大使館前の路上に「平和碑」の設置を計画していることについて、日本の外務省が碑を建設しないよう要請したことが28日、分かった。韓国の外交通商部当局者が伝えた。
 同部は市民団体の設置計画や目的などを調べる方針という。
 ただ、政府は平和碑設置の許認可権を持っていないため、市民団体の設置を強制的に中止させるのは難しいとみられる。同当局者は「外交的に適切でない行為があれば自制を求めることはできるが、強制力はない」と述べた。
 韓国挺身隊問題対策協議会は1992年から毎週水曜日、ソウルにある日本大使館の前で慰安婦被害者への謝罪を求める集会を行っている。集会が1000回を迎える12月14日に平和碑の除幕式を行うを予定だ。

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