【ワシントン聯合ニュース】国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会に出席するため訪米中の企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官は21日、ワシントンで世界銀行のゼーリック総裁と「グリーン成長協力了解覚書(MOU)」を締結した。
 MOUは韓国の知識と資金を活用し、開発途上国の持続可能な成長を支援するこを目的とする。世界銀行に韓国グリーン成長協力信託基金を設置し、来年から4年間、総額4000万ドル(約30億6200万円)を拠出する計画だ。具体的な支援対象国や事業計画は今後の協議で決める。
 朴長官はMOU署名式後に行われたゼーリック総裁との面談で、財政危機が世界的に広がる中、果敢で迅速な構造改革の重要性を強調。また世界銀行に対し生産的なプラン提示を要請した。

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