都内で会見を行った申ガク秀大使(左)と佐々木幹夫会長=15日、東京(聯合ニュース)
都内で会見を行った申ガク秀大使(左)と佐々木幹夫会長=15日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】韓国と日本の文化交流イベント「韓日交流おまつり」が9月下旬と10月初旬、ソウルと東京でそれぞれ開かれる。
 3回目となる東京でのイベントは10月1、2の両日、六本木ヒルズアリーナで行われる予定だ。今年は「共存共栄の21世紀」をテーマに、東日本大震災による被災者へのお見舞いと激励の意味も込められる。岩手県の「盛岡さんさ踊り」、福島県の社会人バンド「MISORA」、宮城県の仙台市八軒中学校と東京韓国学校合唱団の合同公演などはそうした意味で設けられた。
 両国の文化を楽しめるイベントも多彩だ。重要無形文化財保持者のキム・デギュンさんが披露する綱渡り公演や早稲田大学の韓国伝統芸能サークル「シナウィ」、和太鼓ユニット「打打打団天鼓」、12組・41人が参加するK-POPカバーダンス、21組・41人による韓国歌謡コンテスト本選大会などが予定されている。2日には韓流スターのライブも開かれる。出演者は最大300人で、観覧客は昨年と同様の延べ6万人に上ると見込まれている。
 ソウルでは今月25日、同市庁前の広場で開催される。韓日交流おまつりは両国の国交正常化40周年を記念し、2005年からスタートした。2009年からは東京でも開かれている。
 日本側の実行委員長と務める日韓経済協会の佐々木幹夫会長は15日の会見で、今年の行事について、「一時は開催が危ぶまれたが、こんな時期からこそ開催すべきだと考えた」と話した。申ガク秀(シン・ガクス)駐日韓国大使は「両国関係の改善に人的交流、文化交流が重要」と強調した。

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