【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党・民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)代表は8日に国会で演説し、南北問題について、政府の北朝鮮政策の転換を求めた。
 孫代表は南北交流を再開し、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議を(韓国が)主導していくべきだと強調。対話を通じた南北関係の進展を促した。
 ほかに、福祉社会の実現に向け、非正社員に対する差別の撤廃や労働時間の短縮など、雇用政策の見直しを求めた。
 韓国の労働時間は世界最長とされる。7月の雇用率は60.0%。孫代表は労働時間を先進国平均並みに短縮し、雇用を拡大すれば、雇用率を70%以上に引き上げられると説明。残業を制限する「定時退社制」、夏休みを2週間に増やす「集中休暇制」などを提案した。

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