【モスクワ聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)の再打ち上げ失敗の原因を調べてきたロシア側調査委員会が、ロシア側には失敗の責任がないとの結論を下した。同委員会の委員長が31日に明らかにした。
 同委員長は聯合ニュースの電話取材に対し「調査委のロシア側専門家らは、再打ち上げ失敗の責任がロシア側にはないとの結論に満場一致で達した。2週間前に報告書を連邦宇宙局に提出した」と述べた。
 打ち上げ失敗の原因については、ロシアのフルニチェフが製作したロケット1段目には問題がなく、韓国側が責任を持つロケット2段目に異常があったと推定されると説明した。
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