【仁川・洪川聯合ニュース】与党ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は30日、ロシアから北朝鮮経由で韓国につなぐガスパイプライン事業と関連し、「11月ごろに3者(国)が交渉するだろう」と明らかにした。
 仁川で行われた「ハンナラ仁川フォーラム」と江原道・洪川で開かれた党員研修会で明らかにした。同事業が韓ロ、ロ朝間で合意され、3者が集まり合意すれば、南北ガスパイプライン事業は実現するとした。
 北朝鮮はガスパイプライン通過費として金剛山観光および開城工業団地の利益金より多い年間1億ドル(約76億円)を収入を得ることになり、韓国はロシアからの天然ガス導入で価格が20~30%安くなると説明した。
 また、ガスパイプライン事業が実現すれば、シベリア横断鉄道事業も具体化できるとの見方を示した。北朝鮮鉄道の近代化事業には25億ドル程度がかかるが、韓国とロシアが共同で負担する問題も協議する必要があると強調した。
 一方、開城工業団地が活性化できるよう、党レベルで検討するとの考えも示した。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0