【全州聯合ニュース】韓国、中国、日本の地方自治体による地方政府交流会議が29日、韓国南西部の全羅北道・扶安で開幕した。会議には3カ国の自治体関係者500人余りが参加した。9月2日まで開かれる。
 ことしのテーマは「地域の特色を生かした北東アジアの地方政府間の交流活性化」。3カ国代表による主題発表、地方政府の新都市建設・観光・環境・国際行事の誘致に関する事例発表、討論会などが行われる。
 全国市道知事協議会の金泰謙(キム・テギョム)事務総長は開会の辞で「国家と国境の概念が変わり、地方の国際化時代、地方外交の時代が到来した。地理的、文化的に近い3カ国が今回の会議で共同発展に向けた具体的な論議を行うことを呼び掛けたい」と述べた。
 同会議は3カ国の自治体が交流協力を強化し、信頼を深めるため1999年から毎年開催されている。
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