昨年6月に行われたソウル市教育監選挙には野党陣営側から郭魯ヒョン氏と朴明基氏が立候補していたが、候補の一本化を進め、郭氏の単独出馬になった経緯がある。
郭氏は前日記者会見で「2億ウォンは善意の支援だった」と釈明したが、朴氏は「辞退条件として一定額の支援を受けることで合意した」と供述した。
検察は金を渡した時期、額などから個人間の善意とみるには無理があり、見返りだったとする当事者の供述まで確保していることから、近く郭氏を出頭させ、司法処理の手続きを踏む方針だ。
小中学生に対する無料給食をめぐる住民投票で事実上勝利した野党だが、郭氏の不正発覚で思わぬダメージを受けることになりそうだ。
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