LG電子、日米などでR＆D人材確保に力

【ソウル聯合ニュース】LG電子が世界各地で大規模な研究・開発（R＆D）人材誘致に力を入れている。
　同社は19日、日本・東京で現地エンジニアおよび留学生50人余りを招き、「テクノ・コンファレンス」を開催したと明らかにした。同コンファレンスは2005年から海外人材発掘を目的に日米で毎年実施されている。
　素材、部品、アナログ分野などが進んでいる日本で、エリートエンジニアや名門大留学生の面接が例年に比べ大幅に増えたという。
　LG電子はこのほか、国別の「カスタマイズ人材採用」でグローバル技術人材確保に乗り出している。R＆D分野の役員らが、北米や欧州、日本、オーストラリアなどの技術先進国の学校などを訪れ、優秀な人材を個別採用するプログラムだ。
　安承権（アン・スンクォン）社長は、「不確実な未来に向けた準備は優秀な人材を確保することから始まる。最高のR＆D技術やグローバル人材を積極的に確保していく」とコメントした。