ことし1月、金総書記(右端)とともに黄海北道の食料品工場を視察する金部長(左から2人目)=(聯合ニュース)
ことし1月、金総書記(右端)とともに黄海北道の食料品工場を視察する金部長(左から2人目)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の実妹である朝鮮労働党の金敬姫(キム・ギョンヒ)軽興行部長が6月から公の場に姿を見せておらず、健康悪化説が浮上している。
 金部長は、朝鮮中央通信が6月5日に報じた金総書記の公演観覧に同行したのを最後に公式の場に姿を現していない。金部長は昨年、金総書記の公式活動に111回同行し、夫の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長に次いで随行回数が2番目に多かった。ことし上半期(1~6月)は張委員長を上回る48回で1位を記録した。
 金部長は以前からアルコール依存症の症状が深刻で、2004年にはフランスで数回にわたり治療を受けたとされる。改善した症状が再び悪化し、公開活動を控え、治療に専念している可能性が高いとみられる。
 北朝鮮消息筋は「金部長はアルコール依存症の治療が完全に終わらないうちに、脳卒中で倒れた兄の金総書記を補佐したと聞いている。金部長の症状が悪化したため公式の場に姿を見せないとみるべきだ」と話している。



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