【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁が31日までにまとめた「2011年上半期対日貿易動向」によると、1~6月の韓国の対日貿易は、輸出が189億6800万ドル(約1兆4554億円)、輸入は342億500万ドルで、152億3700万ドルの赤字を計上した。
 輸出は前年同期比48.5%増加した。輸入は同10.6%増にとどまった。対日貿易赤字額は同19.1%減少した。
 関税庁は赤字額の減少について、東日本大震災により現地の生産施設が正常に稼動できなくなり輸入の伸びが鈍化したことが最大の要因だと説明した。
 輸出品目のうち、貴金属の輸出が前年同期の4億7000万ドルから10億2000万ドルと2倍以上増えた。このほか石油、石炭、電気製品、鉄鋼、機械、コンピューターなどの輸出も20~30%ずつ増加した。
 一方、10大輸入品目のうち、自動車の輸入は同10億2000万ドルから8億9000万ドルに減少した。

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