【ソウル聯合ニュース】中央災難安全対策本部によると、ソウル市や京畿道、江原道北部などで26日午前から降り続いた豪雨による被害が拡大し、29日午前6時現在、59人が死亡、10人が行方不明となっている。
 26日から29日午前5時までの総雨量は、ソウル市591.0ミリ、京畿道・東豆川679.5ミリ、江原道・春川543.0ミリなどとなっている。
 ソウル市瑞草区で27日に発生した山崩れによる死者は16人に増え、1人の行方が確認されていない。住宅浸水などでソウル市の1048世帯・1936人、京畿道の4071世帯・9081人など、計5256世帯・1万1194人の被災者が発生した。
 全国の12万9872世帯が停電し、ソウル市の住宅4306棟など計1万38棟や工場など1097か所、農地978ヘクタールが浸水した。全国76か所で山崩れが発生した。
 道路は19か所が通行止めとなっているほか、京元線と京義線の一部区間で行が中断されている。

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