墜落のアシアナ貨物機、乗員の安否は依然不明

【ソウル聯合ニュース】28日午前4時過ぎに韓国南部・済州の海上でアシアナ航空のボーイング747貨物機が墜落した事故と関連し、行方不明の乗員2人に対する捜索作業が続いているが、依然安否は確認できずにいる。
　済州海洋警察署と軍当局は事故海域を中心に、海洋警察警備艦艇5隻、ヘリコプター4機、海軍の哨戒機、艦艇、空軍の軍用機などを投入し、捜索作業を行っている。しかし、墜落現場で機体の残骸（ざんがい）や浮遊物を回収しただけで、午後4時半現在、乗員2人の安否は依然確認できずにいる。
　貨物機は同日午前2時27分に仁川国際空港を離陸。中国・上海に向かう途中、機体に異常が発生したため済州国際空港に着陸しようとしたが、午前4時12分に連絡が途絶えた。