韓国のソウルで来年3月に開催される核安全保障サミットの準備に向けた会議に出席するため訪韓したムラビット氏は聯合ニュースとのインタビューで、「核安保と核安全はそれぞれ異なるテーマではあるが、人類の環境、社会の保護という究極的な目標を共有する」とし、連携の模索を訴えた。
また、IAEAは加盟国が核安保と核安全に向け、効率かつ安定的なインフラを構築できるよう支援していると説明。核安保と核安全の相関関係と予想される相乗効果に対する報告書も発刊したことがあるとした。
一方、福島第1原子力発電所の事故に対するIAEAの対応に批判が少なくないことと関連し、「IAEAは加盟国の核安保と核安全に向け常に努力しているが、『完成』『完璧』という概念を適用することは難しい。高まっていく国際社会の期待に応えるため、努力する」と答えた。
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