【ソウル聯合ニュース】米市場調査会社のNPDグループが28日までにまとめた資料によると、1~5月の北米の薄型テレビ市場で、韓国メーカーのサムスン電子とLG電子のシェアは計45.9%を占めた。両社の2010年のシェア46.6%に比べ、やや下落した。
 3Dテレビ市場では両社のシェアは61.5%となり、薄型テレビ市場のシェアを大幅に上回った。
 サムスン電子の5月の薄型テレビシェアは36.2%で首位だった。1~5月のシェアも35.0%で、他社を圧倒した。
 LG電子は5月に10.8%のシェアを獲得、2か月連続で2位となった。1~5月のシェアは10.9%で、ソニー(12.7%)に続く3位だった。パナソニック(9.3%)、シャープ(5.7%)、東芝(4.7%)、ビジオ(3.0%)と続いた。
 サムスン電子は4月、液晶テレビで34.5%、プラズマテレビで44.1%、スマートテレビで47.1%、3Dテレビで58.4%のシェアを占め、薄型テレビ市場を席巻した。
 3Dテレビ市場の場合、シャッター眼鏡方式(SG)を採用しているサムスン電子、ソニー、パナソニック3社の5月のシェアが86.5%に達した。
 フィルムパターン偏光眼鏡方式(FPR)を取り入れたLG電子は市場シェアを昨年の4.7%からことし1~5月は7.8%に高めた。

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