【ソウル聯合ニュース】韓国政府の当局者が米国を訪問し、対北朝鮮食糧支援問題について集中的に協議していたことが17日分かった。
 政府の消息筋によると、13日に外交通商部の金?均(キム・ホンギュン)平和外交企画団長をはじめとした北朝鮮および米国担当者が米国に出発。米国務省のドノバン東アジア太平洋担当、キング北朝鮮人権問題担当特使と協議し、米国時間の17日に帰国する予定だという。
 一連の協議では米国の対北朝鮮食糧支援について意見調整を行い、韓国側は米国が支援した食糧が軍に転用されないよう透明性を確保すべきだとの立場を伝えたとされる。
 ほかに、韓国に対し強硬姿勢を見せている北朝鮮の動向についても意見を交わしたようだ。また24日から米国で開催される韓米外相会談のための実務協議も行われたとされる。

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