【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が12日、平壌の万寿台議事堂で李源潮中央組織部長(政治局員)を団長とする中国共産党代表団と会談した。朝鮮中央通信が同日報じた。
 報道によると、李部長は金正日(キム・ジョンイル)総書記の先の中国訪問について、中朝最高領導者が親善協力関係を新段階に発展させたと評価。朝鮮人民がさらに大きな成果を成し遂げ、故金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年を迎える2012年を意味深いものとすることを確信していると述べたという。
 会談には、金基南(キム・ギナム)朝鮮労働党書記、金英日(キム・ヨンイル)党書記(国際担当)、劉洪才駐北朝鮮中国大使らが同席した。政治・経済・外交など広範囲にわたる中朝協力強化案を論議したとみられる。
 また中央通信は、王家瑞中国共産党対外連絡部長と金英日書記が別途に会談したことも伝えた。ただ、会談は親善的雰囲気のなかで進められたと言及しただけで、具体的な議題などには触れていない。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0