なかでも最も注目を集めているのは、2009年にパリ国際ボートショーで初披露された超豪華ヨット、仏ベネトウの「Oceanis58」だ。リビングデザイン専門家が手がけた家具をはじめダブルベッド、クローゼット、トイレ、シャワー室、エアコンなど各種便宜施設を備え、高級レザーで内装されている。価格は約15億ウォン(約1億1000万円)代。
120年の歴史を誇る世界最大のヨット製造メーカー、ベネトウは、ほかにも「Flyer750」「Oceanis34」「Oceanis58」などを出品している。
スウェーデンのメーカー、ニムバスの「380Commander」も人気だ。全長38フィート(約11.5メートル)のパワーボートで、スカンジナビア産の最高級原木を使用し、7つ星級ホテルの品格と快適さを提供する。世界各国の王室も愛用するボートだ。今回がアジアで日本、香港に次ぐ3度目の出品となる。価格は8億7500万ウォン。
韓国のヨットメーカー、ブルーギャラクシーは、ヨット入門者のために製造した「XS-SPIDER」を披露した。米国のバン・ゴルコム・ヨットデザインに設計を依頼し、国内で製造したトレーニング用のセーリングヨットで、操作しやすく初心者に最適だ。価格は3000万元。
このほかボートショー会場には、アクアペンションや水陸両用ボートなど、独特で実用的な製品がずらりと展示され、観覧客の好奇心を刺激している。
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