【霊光10日聯合ニュース】国際環境保護団体「グリーンピース」が14日に全羅南道・霊光原子力発電所沖の海上で反核活動を行う。全羅南道地方警察庁と環境団体などが10日に伝えた。
 グリーンピースは「核のない韓国」キャンペーンの一環として、活動船「レインボー・ウォーリア」で13日に仁川港を出発し、14日午後1時ごろ霊光原発沖13キロメートルの地点に到着する。韓国の環境団体代表3~4人を同船に招き、船内を案内した後、戦場で反核パフォーマンスを行う予定だ。また、その後にグリーンピース会員6人が韓国環境団体とともに、霊光原発前で記者会見を開く。
 レンボー・ウォーリアは韓国付近の海上で漁業関連の調査作業を行っていたが、東日本大震災の発生を受け海洋調査チームなどを組織。福島地域の放射能汚染調査を実施後、7日から「核のない韓国」キャンペーンのため仁川港に停泊している。
 さらにグリーンピースは、17日に蔚山港に入港し、最近、建設寿命延長をめぐり論争となっている古里原発1号機に関する活動を展開すると伝えられた。18~21日には慶尚北道・月城、蔚珍のほか原発新設に名乗りを上げている江原道・三陟、慶尚北道・盈徳でも活動する予定だ。

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