【ソウル10日聯合ニュース】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で韓国首席代表を務める魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長は10日、同協議のロシア次席代表を務めるログビノフ特命大使とソウルで会談した。
 双方は南北会談と米朝会談を経て6カ国協議を開催する「3段階案」や最近の北朝鮮の強硬姿勢の背景などについて意見を交換した。
 魏本部長は南北会談の重要性を説明するとともにロシア側の支持・協力を求めた。また3月にロシア外務省の高官が訪朝したことにも言及し、「ロシアは非常に合理的な態度を取っている」と評価した。
 これに対し、ログビノフ大使は「(南北)対話を推進するために努力する」と述べた。ログビノフ大使は10日午後にソウルのロシア大使館で開かれる「ロシアの日」記念行事にも出席し、週末に帰国する予定だ。

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