【ソウル8日聯合ニュース】韓国の自動車部品大手、現代モービスは8日、三菱自動車からヘッドランプ、富士重工業からリアランプを受注したと発表した。受注額はそれぞれ2億ドル(約160億円)と3300万ドル。
 現代モービスが日本の自動車メーカーから部品を受注したのは初めてで、韓国自動車部品メーカーの受注額では過去最高となる。同社は下半期(7~12月)から両社に部品を供給する計画だ。
三菱自動車に供給するヘッドランプはハロゲン、高輝度放電ランプ(HID)、発光ダイオード(LED)の3種類。来年の下半期(7~12月)から納品するLEDヘッドランプは昨年10月、現代モービスとサムスンLEDが共同開発した新製品だ。韓国メーカーが海外からLEDヘッドランプを受注したのも初めてで、海外販路の開拓につながるとみられる。
 同社がランプ事業に乗り出したのは4年前。欧州、米国に続き、日本にランプを供給することになった。同社は売上高全体の1割を占めている輸出額を2015年までに3割に高める方針だ。

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