【ソウル31日聯合ニュース】米国に次いで欧州連合(EU)も北朝鮮の食糧状況を確認するため来月訪朝する。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が31日に報じた。
 同放送によると、訪朝するのはEU執行委員会傘下の欧州委員会人道支援事務局(ECHO)に所属する職員5人。期間は6月6日から17日までだという。病院や孤児院を訪問するほか、北朝鮮の当局者と面談し同国の食糧状況を点検する。また北朝鮮に常駐する国際機関や非政府組織(NGO)の関係者からも話を聞く。
 また5人は2組に分かれ、多くの地域を訪問するとされる。ECHOの担当官はVOAに対し、「調査が終われば、内部検討を経て2~3週間以内に食糧支援を行うかどうかが決まるだろう」と話している。
 一方、米国は24日にキング北朝鮮人権問題担当特使とともに訪朝した食糧評価団が、慈江道、咸鏡南道地域で来月2日まで調査を実施する。

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