環境部、韓国環境公団、在韓米軍などで構成された共同調査団は27日に続き、基地周辺6か所で地下水試料を採集し、計10か所の試料採取を終えた。また近いうちに、基地外部の土壌試料を含め、河川水も採取し、発ガン物質のダイオキシンなどが含まれたかを専門機関に依頼・分析する計画だ。
韓米両国はこの調査とは別途に、今週中に米国で環境専門家が入国すれば、正式に韓米共同調査団を発足させ、キャンプキャロル基地内で本格的な調査を行う予定だ。
これらの調査は1978年に韓国の慶尚北道漆谷にある在韓米軍基地で勤務していた元米兵が米地方テレビ局のインタビューで、枯れ葉剤の入ったドラム缶(55ガロン)250個を基地内に埋めたと証言したことに端を発している。
一方、官軍民共同調査団は31日、化学物質が埋立てられた疑惑が浮上した京畿道富川の元在韓米軍基地「キャンプ・マーサー」に対する現場調査を行う。
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