【蔚山26日聯合ニュース】自動車エンジン中核部品メーカーのストライキで部品供給が途絶えエンジン工場の生産を中断していた現代自動車の蔚山工場が、26日から通常操業に入った。
 同工場によると、ストを行っていた自動車エンジン部品メーカー・柳成企業が、労使対立の収束を受け操業を開始。これを受け、ストによる生産支障が最も大きかったディーゼルエンジン工場の2ラインが午前8時から通常操業を再開した。
 2ラインで生産されるエンジンは、「ポーター」「スターレックス」「サンタフェ」「ツーソンix」、起亜自の「ソレント」「スポーテージ」に供給される。
 同ディーゼルエンジン工場は、部品メーカーのストで2週間にわたり週末の操業がストップし、24日には全生産が中断された。「ポーター」と「スターレックス」は24日の1日生産量が通常時の3割減となるなど、56億ウォン(約4億2000万円)の損失が発生したと推計される。

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