【ソウル25日聯合ニュース】ソウル四小門の一つ光熙門が早ければ来年から開放され、周辺が観光名所として開発される。また、外国人が多く訪れる明洞一帯を医療観光特区として指定する案も推進される。
 ソウル市中区は25日、こうした内容を骨子とする「ソウル中心の中区観光振興活性化案」を講じたと明らかにした。
 同区は光熙門を市民に開放し、関連資料展示施設を設立する一方、光熙門を象徴するブランドアイデンティティーやキャラクターも開発する予定だ。周辺にはトイレや椅子、簡易販売店を設置するなど施設も改善する。このため、年末まで「光熙門一帯の環境改善に向けたマスタープラン」を構築する予定だ。
 あわせて、外国人観光客が多く訪れる地域の特性を活用し医療観光客を誘致するため、来月までに知識経済部に「医療観光特区」指定を申し込む方針だ。
 特区に指定されれば、短期的に病・医院看板の外国語併記を進め、医療観光サイトを構築する。長期的には医療観光の専門コーディネーターを採用し、支援センターも運営する計画だ。
 同区関係者は、2010~2012年韓国訪問の年を迎え、外国観光客を中区に積極的に誘致して、雇用創出と地域経済の活性化を図ると意気込みを語った。

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