【フェニックス23日聯合ニュース】米国政府は23日、韓国南東部の在韓米軍基地にベトナム戦争で使われた枯れ葉剤を埋めたと暴露した元米兵に対する聞き取り調査を実施し、証言の確認作業を行った。
 調査は米軍3人がアリゾナ州フェニックスにある元米兵の弁護士事務所を訪れ、3時間にわたり非公開で行われた。元米兵は在韓米軍基地で1978年に枯れ葉剤を埋立てた場所や方法、経緯などについて詳しく説明したという。
 一方、これまでメディアに協力的だった元米兵側は取材を強く拒否している。韓米両政府が同問題の調査に乗り出したことを受け、米政府から取材に応じないよう求められたと伝えられた。
 元米兵は今月中旬、米地方テレビ局のインタビューに応じ、韓国の慶尚北道漆谷にある在韓米軍基地で勤務していた1978年に、枯れ葉剤の入ったドラム缶(55ガロン)250個を基地内に埋めたと証言した。これを受け、韓米両国は共同調査を進めることで合意している。

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