【ソウル22日聯合ニュース】韓国と日本の鉄鋼業界は23日、ソウル市内のホテルで第12回韓日民間鉄鋼協議会を開き、東日本大震災後の状況を踏まえた協力案について議論した。
 協議会では、ステンレス市場の供給過剰を議論。反ダンピング(不当廉売)輸出などの不公正貿易をしない交易環境づくりを目指し、協力関係を構築することで一致した。昨年の世界のステンレス生産は前年比25%増の3068万トンに達し、供給過剰となっている。
 また大震災の生産ライン停止から日本の鉄鋼メーカーは生産を再開したが、今後の需要減少に備えて韓日が協力していく案も議論した。
 このほか温室効果ガスの削減の関連情報共有や技術の共同開発などでも協力を強化していくことも確認した。

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