【ソウル19日聯合ニュース】一般国民の約8割が、軍服務加算点制の再導入に賛成していることが分かった。
 軍服務加算点制とは、公務員採用試験に2年以上の軍服務者には5点(100点満点)、2年以下の服務者には3点の加算点を付与する制度。女性団体の反対で1999年に廃止された。
 国防部は19日、4月初めに調査機関の韓国ギャラップに依頼し、全国の成人1023人(男性508人、女性515人)を対象に行った調査結果を発表した。それによると、全体の79.4%が軍服務加算点制の再導入に賛成した。
 賛成の割合は男性(84.6%)が女性(74.2%)より高く、反対の割合は女性(17.1%)が男性(9.4%)より高かった。
 賛成する側は、正当な補償(63.4%)、兵役義務履行に対するプライド向上(22.2%)などを、反対側は、女性と兵役義務を終えていない男性の公職進出に対する差別(30.1%)、加算点よりも別の対策が必要(27.9%)などを、それぞれ理由に挙げた。
 一方、軍服務は義務(64.9%)、軍服務を通じ得るものも多い(18.4%)などを理由に、補償が必要ないとした回答者も18.1%に達した。

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