試合中に倒れたKリーグ選手、意識回復の兆し

【ソウル19日聯合ニュース】試合中に心臓まひで倒れたサッカーKリーグ・済州ユナイテッド所属で元韓国代表FWの辛泳録（シン・ヨンロク）選手（24）が、意識回復に向かっていると伝えられた。
　辛選手の治療にあたっている済州漢拏病院は19日、「脳活動は睡眠状態と同様で、刺激を与えると体を動かすなど、完全ではないものの意識が徐々に戻っている」と明らかにした。まだ正常な状態ではないものの、音を聞いて手足を動かすなど、意識を回復させる直前の段階に入ったと説明した。
　辛選手は8日、試合終了直前に突然意識を失い倒れ、競技場で心肺蘇生術を受けた後、病院に搬送された。検査の結果、不整脈による急性心臓麻ひで倒れたと診断された。