G20議会首長らが一堂に集結、韓国国会で会合

【ソウル18日聯合ニュース】世界各国の議会首長らがソウルで一堂に会する。
　ソウルの韓国国会議事堂で19、20の両日に開かれる20カ国・地域（G20）上院議長会議は、主催国の韓国をはじめ、26カ国・地域の議会代表団長が集まる場で、参加者の顔ぶれもさまざまだ。
　インドのメリラ・クマール下院議長は、同国初の女性下院議長で、20年間にわたり人権保護やカースト制度の廃止運動を展開してきた。
　カナダ代表団長の資格で韓国を訪れたヨナ・マーティン上院議員は、朴ヒ太（パク・ヒテ）韓国国会議長を除けば、今回唯一の韓国系参加者となる。1965年生まれで、7歳の時に移住して韓国系では初めて連邦上院に進出。2009年1月に75歳までの終身上院議員に指名された。
　米国のエニ・ファレオマバエガ下院議員と英国のジョン・スタンレー下院議員は、それぞれの議会で朝鮮半島専門家として知られる。ブラジルのマルコ・マイア下院議長は元労働者で、ブラジル労働者団体の会員として活動中に政界入り。昨年ブラジル議会が選定した「最も注目すべき議会人物100人」に選定された。
　国際議会連盟（IPU）代表団資格で訪韓するアンダース・ジョンソン事務総長はスウェーデン出身で、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）の首席法律顧問を歴任した。
　また、欧州連合（EU）代表団長のロディ・クラッツァ・ツァガロポウロ欧州議会第一副議長、アルゼンチンのフリオ・コボス副大統領兼上院議長、オーストラリアのハリー・ジェンキンス下院議長、トルコのメフメット・アリ国会議長、インドネシアのマルズキ国会議長、サウジアラビアのアル・シェイク国王諮問会議議長らが出席する。
　そのほか、中国全国人民代表者会議の蒋樹聲・商務委員会副委員長、フランスのデュポン上院副議長、ロシアのトルシン第1副上院議長、イタリアのボニーノ上院副議長、日本の広野允士参議院議員らも来韓する。