G20上院議長会議のまとめ役、朴ヒ太・韓国国会議長

【ソウル18日聯合ニュース】ソウルの韓国国会議事堂で19日に開幕する20カ国・地域（G20）上院議長会議には朴ヒ太（パク・ヒテ）韓国国会議長が参加する。今回のG20上院議長会議は第2回だが、同会議は自他が議会主義者だと認める朴国会議長の提案で開催にこぎ着けた。
　昨年9月にカナダ・オタワで第1回会議が開催された当時は、その後も定例会議として継続的に開催するかどうかは不確実だったが、朴国会議長が次回会議のソウル開催と、定例化を提案。その後、韓国開催が決まった。
　存在感が高まりつつあるG20首脳会合が役割を十分に果たすためには、同会合の決定事項を審議・立法化する各国の議会が協力する必要がある。朴国会議長はその点を考慮し、G20上院議長会議継続の重要性をアピールした。　　与野党の議員が激しく議論する国会議場前のホールを今回の上院議長会議の会場にしたのも「議会主義」をモットーにする朴国会議長の意向だった。
　朴国会議長はG20上院議長会議でもう一つの目標を持っている。それは韓国の「世界大進出」だ。それは韓流を超えた韓国大ブームを起こすこと。このため今回の会議出席者に同伴する夫人などのために韓国の伝統家屋などを見てもらうプログラムの作成にも心を砕いた。
　1988年の国家議員初当選から23年。卓越した政治感覚と行動力、親しみやすさが光る議会人が、各国議会代表者が集まる会議のまとめ役を務める。