国立5・18民主墓地で黙とうをささげる金首相ら=18日、光州(聯合ニュース)
国立5・18民主墓地で黙とうをささげる金首相ら=18日、光州(聯合ニュース)
【光州18日聯合ニュース】韓国・光州で民主化を求める市民と軍が衝突し、多数の犠牲者を出した1980年の民主化運動(光州事件)から31年を迎えた18日、光州市の国立5・18民主墓地で記念式が行われた。
 記念式には金滉植(キム・ファンシク)首相や犠牲者の遺族ら2500人余りが出席した。
 金首相は李明博(イ・ミョンバク)大統領のあいさつを代読。光州事件について「大きな犠牲を通じて民主化の希望を膨らませ、韓国の民主主義を回復させた」と評価した。その上で、「民主主義に向けた強固な土台を築けたが、より成熟した民主主義のために引き続き努力しなければならない」と述べた。  
 光州のほか、ソウルや仁川、釜山など全国各地でも写真展や公演などの追悼行事が開催された。

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