【ソウル17日聯合ニュース】ソウルで19、20の両日に開かれる20カ国・地域(G20)上院議長会議は、昨年のカナダ・オタワでの開催に続き、これが2回目となる。
 世界秩序の新中心軸として定着したBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)と各地域の代表国が出席する同会議は、グローバル・ガバナンスとして新たに浮上したG20首脳会合(金融サミット)とともに、「G20時代」の新しい世界秩序を反映する国際会議という、大きな意味を持つ。
 さらに今回は、G20構成国のほかにも、スペイン、エチオピア、シンガポール、赤道ギニア、アルジェリアの5カ国を招待。前回オタワ会議よりもアップグレードを図った。
 韓国での会議開催は、昨年G20サミットを成功させた効果も大きいが、国際社会から注目を浴びる政治・経済発展モデルであり、開発途上国と先進国間の懸け橋の役割を担う韓国が、最も適格な開催国と認められたことを示す。
 また、昨年9月にオタワで第1回会議が開催された当時は、その後も定例会議として継続的に開催するかどうかは不確実だったが、朴ヒ太(パク・ヒテ)国会議長が次回会議のソウル開催と、定例化を提案し、これを貫徹させた。
 今回のソウル会議を機に、G20上院議長会議が名実ともにグローバル議会サミットとして定着するかが注目される。

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