米特別代表、北朝鮮食糧支援で韓米の協調を表明

【ソウル17日聯合ニュース】来韓中の米国務省のボズワース北朝鮮担当特別代表は17日、6カ国協議韓国首席代表の魏聖洛（ウィ・ソンラク）外交通商部朝鮮半島平和交渉本部長との会談した。会談後の記者会見で、北朝鮮への食糧支援に対し「韓米が非常に強い共通の視点を持っている」と述べた。現在の韓米協調の環境や雰囲気はとても良く、今後も協調を続けるとの考えを示した。
　北朝鮮のウラン濃縮計画については「米国はこの問題について最初から明確かつ一貫した立場を堅持してきた」とし、同計画が明らかに違法で国連安全保障理事会決議にも違反していると強調した。
　非核化に合意するのであれば北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記を来春ソウルで開催される第2回核安全保障サミットに招く用意があるとした李明博（イ・ミョンバク）大統領の提案については、「米国は李大統領の提案を支持するが、北朝鮮は熱意を示していないようだ。もう少し見守りたい」と述べた。