20カ国・地域(G20)上院議長会議の準備が進む韓国の国会議事堂=ソウル(聯合ニュース)
20カ国・地域(G20)上院議長会議の準備が進む韓国の国会議事堂=ソウル(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】「共同繁栄のための開発と成長」をメーンテーマに20カ国・地域(G20)上院議長会議が、ソウルの韓国国会議事堂を会場に19日から2日間の日程で開かれる。
 会議には、主催国の韓国と列国会議同盟(IPU)加盟国など計26カ国の代表が出席する。内訳は議会議長の参加国が12カ国、副議長や代理出席の国が14カ国となっている。
 「共同繁栄のための開発と成長」をメーンテーマに▼「世界平和・反テロのための議会間共助」▼「先進国の開発経験共有を通じた開発途上国の発展」▼「世界金融危機以降の同時成長のための国際共助と議会の役割」を小テーマとして議論し、共同宣言文を採択する方針だ。
 特に北アフリカや中東の情勢不安について問題意識を共有し、反テロで意見一致を図れるかに注目が集まる。また貿易収支の不均衡など経済問題の中長期的課題についても国際的な共助方法を模索する。
 会議は19日に開会式とセッション別討論、20日に討論および閉幕式、朴ヒ太(パク・ヒテ)韓国国会議長の記者会見がある。記者会見の後、「ソウル共同宣言文」を採択する予定だ。

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