【ソウル16日聯合ニュース】農水産物流通公社(aT)は16日、全羅北道・金堤の企業が韓国企業としては初めてパプリカをカナダに輸出したと明らかにした。輸出量は10トンと大規模ではないが、新たな輸出先を開拓したことに意味があると評価した。
 韓国産パプリカは昨年、5800万ドル(約46億9400万円)相当が輸出された。このうち90%以上は日本向けだったが、東日本大震災発生後は需要が急減。aTとパプリカ農家は新市場開拓に乗り出し、カナダ輸出を実現させた。
 aTは今月末にカナダで販促イベントを開催するなど輸出拡大を図る一方、来月までにオーストラリアと台湾でも大規模なプロモーションを行う計画だ。

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