スイス・ローザンヌに出国する金妍児=15日、永宗島(聯合ニュース)
スイス・ローザンヌに出国する金妍児=15日、永宗島(聯合ニュース)
【永宗島15日聯合ニュース】バンクーバー冬季五輪女子フィギュアスケート金メダリストの金妍児(キム・ヨナ)が15日、スイスで開かれる2018年冬季五輪候補地のプレゼンテーションに出席するため、仁川国際空港からローザンヌに向けて出発した。韓国は江原道・平昌が冬季五輪招致を目指している。17~19日に開かれるプレゼンテーションで、金はプレゼンターを務める。
 金は出国前に行った記者会見で、「わたしに与えられた任務をまっとうするのが目標。少しでも役に立ちたい」と話した。世界選手権やアイスショーなどの準備で、プレゼンテーションの練習時間が足りなかったことを心配しながらも、「平昌がどれほど準備ができているのかについて説明したい」と覚悟を示した。
 金は平昌について、「競技場が集まっており、移動時間がかからない」とメリットをアピールした。また、最近アジアで冬季五輪が開催されていないため、平昌開催は意味があると説明。ほかの候補地より国民から高い支持を得ていると紹介した。
 金は開催地が決定される7月6日のIOC総会(南アフリカ・ダーバン)にも出席する予定だ。

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