【ソウル15日聯合ニュース】関税庁が15日に発表した4月の輸出入動向(確定値)によると、先月の輸出は前年同月比25.1%増の491億5000万ドル(約3兆9703億円)、輸入は同23.9%増の440億1000万ドルで、貿易収支は51億4000万ドルの黒字となった。黒字計上は15か月連続。
 主力製品の輸出が大幅に増加し、輸出額は月間ベースで過去最高を記録した。品目別では、石油製品(78.3%)、船舶(54.7%)、乗用車(37.1%)などの前年同月比増加率が高かった。
 また、日本への輸出が63%増加したのをはじめ、東南アジア(35.8%)、米国(17.4%)、欧州(13.5%)など主要貿易国への輸出が増加した。対日輸出額は35億8000万ドルで、月間ベースで過去最高となった。合板、織物、ミネラルウォーター、即席めんなどの輸出が急増した。
 原油価格上昇などで原材料輸入額が急増し、全体の輸入額も大きく増加した。原油導入単価が2008年9月以降で最高値の1バレル=113ドルを記録し、原油輸入額は51%増加した。このほか、石炭(28.9%)、ガス(11.3%)、鉄鉱石(142.7%)、ゴム(58.7%)など主要原材料の輸入額も大幅に増えた。

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